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アヒルの旅日記

【宿泊記】星のや竹富島〜2024年〜

竹富島って?

星のやの前にそもそも竹富島ってどんな島??という方もいらっしゃると思うので、簡単に紹介です。
地図で石垣島の左下にちょこんと書かれている島が竹富島です。
小さく見えると思いますが、実際に小さい島で全周で9.2キロしかありません。集落の周りをぐるりと1周している道路は3.2キロですので、1時間程度で歩いて回ることも可能です。(舗装されていない場所・立入禁止区域があることなどから、海岸線9.2キロを全て歩くことは不可能と思われます。)

竹富島はなんと、石垣島からフェリーで10~15分ほどで行けてしまいます。羽田ー石垣島の直行便であれば片道約3時間のフライト+α(石垣島内の移動30分くらい)で到着というかなり手近な離島なのです。

しかし離島、手近とはいえ沖縄市内とは雰囲気が全く違います。人口も340人ほどで、コンビニもありませんし、大きな医療機関もありません。(その点で、妊婦さんや持病のある方などは少し心配かも・・)

また、ご飯は事前に予約しておかないと簡単に食事難民になってしまいます。

星空保護区に認定されているので、強い灯りの電灯はなく曇りの日には夜は真っ暗になりますが、晴れた日には星を視界一面に観れます。

「意外と手近で簡単に行けるけど、食事・薬・その他諸々しっかり自分で用意をしておかないといけない島」だと思っています。

「星のや竹富島」は星のやの中でも1位を争うレベルに好きな施設です。今回で5回目の滞在でしたが、何度訪れても竹富島独特の空気感に癒され、またすぐに帰りたくなる特別な場所です。どこの星のやに行こうか迷っている人には是非一度訪れてほしい・・かなりオススメです!

港から「星のや竹富島」へ移動!

では早速、石垣港からフェリーに乗って竹富島に向かいます!

竹富島に行くフェリーは、八重山観光と安栄観光の2社がありますが、我が家はなんとなく毎回八重山観光フェリーを利用しています。料金に差はありませんが、時刻表が違うので予定にあった方を利用するのでいいと思います。

フェリーの到着時間に合わせて星のやのスタッフさんが、看板を持って待っていてくれるので名前を言って送迎バスに乗ります。全ての時刻のフェリーにスタッフさんが待機してくれているので、到着時の送迎バスは予約不要です。

ちなみに、島民340人に対し観光客が年間80万人以上(!)訪れる島なので、閑散期をのぞき港はいつもかなり混雑しています。

バスに乗って港からホテルまでの道中が、サファリパークみたいで最高に楽しいです。舗装されていない道を通る瞬間はめちゃくちゃバスが跳ねますが、酔うほどでは無いのでご安心を。

5分〜10分で、この看板が見え到着です。石が積まれた壁が写っていますが、「星のや竹富島」は竹富集落の景観を壊さないよう島従来の方法で作られた集落となっています。

建物は琉球建築で、建物や集落を石を一つずつ積んで作られた壁が張り巡らされています。

「星のや竹富島」のプロジェクト開始から完成までを記録した本がエントランスにあるので、是非読んでみてください。

チェックインカウンターのシーサー
エントランス

エントランスで少し待っていると担当の方がゴルフ場のカートのような乗り物で部屋まで案内してくれ、そちらでチェックインです。

お部屋まで移動してチェックイン

お部屋
石垣を入ると

こちらの223号室が今回のお部屋です。「星のや竹富島」では、全ての部屋がこのように1棟ずつ独立しており周りを気にすることなく過ごせると思います。この日は残念ながらめちゃくちゃ曇っていました・・

気を取り直してお部屋に入り、お茶とお菓子をいただきながら説明を聞きます。このお菓子、羊羹とお餅の間という感じのもちもち食感で毎回食べるのを楽しみにしています。

今回は結婚記念日ということで、ミンサー織のコースターをプレゼントしていただきました!ミンサー織は、五つと四つの模様からなっており「いつ(五)の世(四)も末永く幸せに」という意味が込められているそうです。

チェックイン時のお菓子
ミンサー織のコースター

説明時に集落の地図やバスの時刻表をいただきます。

下記の地図は星のや集落だけのものです。シンプルに見えますが!この集落結構な広さがあります。また、建物が全て同じような見た目かつ、部屋番号が写真のような石の板にちょこんと書かれているだけなので絶対に迷います。

もちろんところどころに道案内はありますが、6回目でも夜は迷いました・・。足腰が悪い方は無理せず、受付から迎えを頼んだ方がいいかもしれません。

星のや集落の地図
部屋番号の看板?

お部屋紹介

お部屋の内装はどうなっているのか紹介します。

今回宿泊したのは、1番お安い「キャンギ」というタイプのお部屋です。琉球畳が心地よい部屋でした。

奥には大人2人が余裕で転がれるデイベットがあり、窓を開けて風を感じながらゴロゴロするのが最高です。

琉球畳
デイベット

お風呂など水回り紹介

リビングの手前に洗面台・シャワー・バスタブなどの水回りがあります。クレンジング・洗顔・化粧水・クリームは白金台にある「LILIO(リーリオ)」というブランドのものが揃っています。みずみずしい使い心地でお気に入りです。前回来た際は持ち帰れるものだったのですが、SDGsの観点からかボトルタイプに変わっていました。お土産に持って帰ろうと思っていたので残念ですが、環境のため仕方ないですね〜

写真を撮り忘れましたが、バスソルトやブラシなどの用意もあります!

洗面台
今回のキャンギのバスタブ

お風呂に関しては、部屋の真ん中にドーンとバスタブがある「ガジョーニ」や「ズーキ」の方が開放感があります。参考までに、ズーキに泊まった時の写真を載せておきます。丸見えじゃないの?という配置のバスタブですが、カーテンも下ろせますし、襖も閉めれるので外から見えることはありません。出来る人なら、もちろん全部開け放って入るのが最高だと思います。

ズーキのバスタブ

寝室とクローゼット

間接照明の優しい寝室です。琉球畳から1段登ってベットなので、夜中にトイレに行くときにすっかり段差のことを忘れてずっこけました・・

寝室
ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットの中にお茶コーナーがあります。オリジナルのハーブティーとさんぴん茶、35コーヒーのドリップパックです。35コーヒーは空港などにも売っているのをよく見かけますね。

お茶セット

クローゼットの中には、パジャマと作務衣が用意されています。左側が作務衣ですが、星のや内であればこれを着て行動していいことになっています。

パジャマは上下セパレート(大切!)でコットンの肌触りの優しいものです。浴衣や上下繋がってるタイプは寝ている間に絡まって苦手なので、セパレートはありがたい。

パジャマと作務衣
ポーチ

お部屋紹介は以上です!

続いてはラウンジや集落内を紹介します!