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【シルバークリスラウンジ】チャンギ空港のビジネスクラスラウンジを徹底レポート!

2024年9月11日

もはや観光!シルバークリスラウンジ初訪問

今回の航路で機内食と並んで楽しみだったシルバークリスラウンジのレポートです。初めての利用だったので、本当に利用できるのかなと不安になりながら受付で航空券を提示すると問題なく入れました。頭で分かっていても海外だと心配になっちゃいますね。

旅の途中でふらっとラウンジを利用する方とは違い、何ヶ月も前から下調べを行い一円でも多く元を取ってやるぞという意気込みで挑んだので、この記事が同じような人たちの役に立つことが出来れば本望です。実際に、空港内の施設というより観光地とっても過言ではないくらい楽しむことが出来ました!

「シルバークリスラウンジ」とは・・・
シンガポール航空のお膝元、チャンギ国際空港内にあるビジネスクラス以上の搭乗で利用できる豪華なラウンジです!
2022年にクリスフライヤーゴールドラウンジと併せて5,000万シンガポールドルをかけリニューアルオープンされたそうです。

シルバークリスラウンジの利用条件は?

シンガポール航空をはじめANAなどスターアライアンスメンバーに加盟している航空会社のビジネスクラス以上の方が利用できます。
それ以外にも、ファーストクラス以上の搭乗者やシンガポール航空 PPS クラブ会員(エコノミー以上)の方が利用できます。

PPSクラブ会員は最上級会員ですので、私のような庶民がラウンジを利用するにはビジネスクラスが必要最低限の条件でした。

ラウンジの場所・営業時間

こちらはチャンギ空港の全体マップです。シルバークリスラウンジは★をつけた場所でターミナル2とターミナル3に1箇所づつあります。

画像で見ると大したことない広さに見えますが、実際は電車で移動する距離です。(T3からT2まで歩くと1時間近くかかります。)空港内の電車は無料で本数も多いので空港内の移動は快適でした。

チャンギ空港マップ

2箇所ラウンジがあるなら、多少の差はあるのかな〜くらいに考えていましたが・・こちらの表を見比べていただくと差は歴然、旗艦ラウンジと位置付けられているメインターミナル3の方が圧倒的に豪華な設備・作りとなっています。

シンガポール航空でも日本発の便はターミナル2に到着しますが、今回は絶対ターミナル3のラウンジに行くぞと決めていました!ちなみにANA便もターミナル2に到着します。

ターミナル2ターミナル3(旗艦ラウンジ)
場所3階 ゲートE付近3階 ゲートA付近
営業時間24時間24時間
設備軽食
Wi-Fi
会議室
テレビ
トイレ
車椅子でご利用可能なトイレ
シャワー
授乳室
温かい食事および軽食
バリスタ・バーテンダーサービス
休憩エリア
ミーティングルーム
プレイルーム
トイレ・シャワー
車椅子でご利用可能なトイレ・シャワー
授乳室
Wi-Fi
テレビ

メインターミナルのシルバークリスラウンジ

というわけで、今回は豪華なターミナル3のラウンジを詳細にレポートします。

空港内には看板がいくつも出ているので、それに従って歩けば辿り着けます。簡単なイメージとしてはA1~A8ゲート付近を目指すといいです。

注意点として、出発ゲートは2階、ラウンジは3階にあるので、飛行機を降りてそのままラウンジに行く場合にはエスカレーターなどで1階分登らなければいけない点です。吹き抜け構造となっているので、斜め上を見ながらこの看板↓(バティックモチーフというそうです)を見落とさないよう歩きました。

ラウンジの目印になる大きなバティックモチーフ

モチーフの真横のエスカレーターで3階に上がります。

エントランスからめちゃくちゃいい匂いがします。 高級なアジアのホテルの香りです。こちらは、Scent by SIXとのコラボレーションによるシンガポール航空を象徴する香り『バティック・フローラ』というフレグランスで機内ショッピングでも購入可能だそうです。

メインエントランスで受付を済ませると、搭乗クラスに応じて「ザ・プライベート・ルーム」「ファーストクラス・シルバークリスラウンジ」「ビジネスクラス・シルバークリスラウンジ」に案内されます。「ザ・プライベート・ルーム」「ファーストクラス・シルバークリスラウンジ」はファーストクラス以上の利用が条件となっており、エントランスからでは廊下までしか見えない作りとなっています。

お食事

私達はトランジットまで8時間35分ある便を選び、フリーシンガポールツアーに参加後、ラウンジで食事・シャワー・仮眠という計画で行動しました。

フリーシンガポールツアーでは、何か食べるほどの時間はなくお腹も減ってきたので、空港に戻り次第、美味しいと噂のシルバークリスラウンジの食事を物色しに行きます!まずは手前のコールドミールからです。

サラダとフルーツ
サンドイッチとチーズ

サラダやサンドイッチに紛れて茶そばがありました。これが結構美味しいらしいのですが、この時はフルーツとケーキの間の段に蕎麦があると思わず、気付かずスルーしてしまいました・・

巻き寿司もありました〜普通に美味しく食べれますが、日本食が恋しいのでなければ他のシンガポール料理食べた方がいいなくらいのクオリティです。

茶そばとケーキ
カニカマ巻き寿司、カッパ巻きもあります
マフィン

一通り確認して、奥のホットミールコーナーに向かいます。せいろが並んでおり出来立てのエビ焼売などが並んでいました。

ご飯とカレー
焼売

その奥には、麺コーナーがあり注文を受けてから作ってくれます!2種類から選ぶようになっており、この日はシンガポールラクサとコロミーでした。

シンガポールラクサはココナッツミルクの甘さと海老の出汁、独特の香辛料が効いたコクのあるスパイシーなスープが特徴のニョニャ料理(中華とマレーの文化が融合した料理)です。

コロミーとは、ネギやニンニクで香りをつけた香味油と大豆調味料のあえ麺です。

こちらの見本はスープがかかっていない麺だけの見本です。両方とも食べましたが、どちらもおかわりしたいくらい美味しかったです。

香辛料だったり独特のクセは多少あるのですが、日本人には結構馴染みのある味だと思いました!

麺コーナー
ラクサとコロミー

飲み物

お酒からソフトドリンク、シンガポールの高級紅茶ブランドTWGまで豊富なラインナップでした。(写真は後日追加します・・)

シャワールームの使用方法

お腹もいっぱいになったので、シャワーに向かいます。3月とはいえ35度の気温の中、フリーシンガポールツアーに参加したのでこの日は汗だくになりました・・

2名で受付を済ませると空いているシャワールームに案内してくれます。私達は食事の前に、30分後に予約をお願いしましたが使用にあたって予約は不要です。

混んでいる時間帯は待つこともあるので、まずはシャワールームをチェックするといいかもしれません。並んでいる場合は、フードコートでよく見る呼び出しベルを渡してくれるので、それが鳴ったら受付に行くだけでOKです。

2人で1箇所を使いましたが、広さは十分でした。ただ、ガラス張りなのでシャワーもトイレも丸見えかつドライヤーは1台しか無いので1人1部屋にしてもよかったかな?と思いました。

シャワールームのアメニティ

ビジネスクラスのラウンジとはいえ海外だな〜という感じのアメニティの品揃えでした。日本のビジネスホテルの方が揃っているんじゃなかと思います。

ですので、ラウンジでシャワーに入る予定の方は、着替えや洗顔などのお風呂グッズを手荷物の方に用意しておくのを忘れずに!

実際に、ボディーソープ・シャンプー・歯ブラシ・ボディークリームやオイルはありましたが、その他は自分たちで用意したものを使いました。

シャワールーム
アメニティ

タオルはビニールで包装されて置かれています。アメニティにコンディショナーが無い事と、ドライヤーがバキバキに乾燥するタイプだったので髪の毛が傷んでいる私は邪魔だなと思いつつもコンディショナーを荷物に入れた自分を褒めました・・

タオル
ドライヤー

全体を通して

そもそもビジネスクラスのラウンジに入室するのが初めてだったので他と比較はできませんが、リニューアルされたばかりということもあり清潔で、雰囲気といいお食事といい最高でした。

今回私達は、21時〜3時過ぎ(23時出発予定が3時間遅延したため・・)までラウンジにいましたが0時頃まではかなりの混雑で座る場所を探すのに彷徨いました。

というのも、食事のあるエリアはテーブルと椅子で回転もいいのですが、ゆったりとくつろげるエリアのソファ席は回転が悪くなかなか空かないのです。

ターミナル3のシルバークリスラウンジには横になって休める仮眠室もありますが、そちらも満席で利用できませんでした。

正直、こんなにビジネスクラスに乗っている人がいるのかと驚いちゃいました。

また来たいけど、ビジネスクラスに乗らないといけないというハードルが高すぎるなあ・・
ファーストクラスのラウンジは個室らしいので、いつか利用してレポートできるよう頑張ります。

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