事前予約可能な機内食ブック・ザ・クック
ビジネスクラスに登場するにあたって一番楽しみだった機内食のレポートです!
シンガポール航空では事前にメニューを選べるブック・ザ・クックというサービスがあり、今回の旅では全ての食事を事前に選んでおきました。
ブック・ザ・クックの予約は、出発便の4ヶ月前から出発の24時間前まで選択・変更が可能です。(一部48時間前までの地域もあります。)
私達はシンガポール航空のアプリから予約しましたが、HPの予約確認からでも出来ました。
シンガポール航空では、ブック・ザ・クック以外にも宗教やアレルギー・減塩食などの持病に対応した食事も選択可能です。
ブックザクックをもう少し細かく・・・
スイート、ファーストクラス、ビジネスクラス(飛行時間が1.5時間を超えるフライト)で利用できます。
シンガポール航空名物「ロブスターテルミードール」などはブックザクックで予約しておかないと食べれません。
特にシンガポール発の便は選べるメニューが多く悩みに悩みました。もちろん当日に選べる機内食もありますので、ご安心を!
搭乗してから選べる機内食にも、世界の著名なシェフにより構成される「インターナショナル・カリナリー・パネル」というメニューの用意があります。
こちらは、出発国のミシュランスターシェフが監修したメニューで通常の機内食として選択可能です!
ただ、どの便でも設定があるわけではありません。出発8日前から機内食のメニューが公開されますので、アプリなどで事前に確認してみてください。
成田発便メニュー
ブックザクックのメニューはアプリの予約確認画面から見ることができますが、公式ホームページにも掲載されています。成田発便ビジネスクラスのメニューはこちらです!(2024年9月現在)
成田発ーシンガポール着便のフライト時間は7時間55分なので、食事は1回でした。
- シーフード地中海風
軽くソテーした魚介類に、パスタ、トマトと魚介類のスープ、野菜を添えて。 - ラムチョップ
ローストしたラムチョップにローズマリーソース、グリルした野菜、グラタンポテトを添えて。 - グルメバーガー
グリルした和牛のパテにベーコン、チェダーチーズ、トマト、レタスをバンズで挟み、ポテトウェッジを添えて。 - 牛ヒレのグリル 赤ワインソース
グリルした牛ヒレ肉、赤ワインソース、ポテトグラタンと野菜を添えて。 - フエ鯛
ソテーしたフエ鯛にトマトバジルソース、ズッキーニのスパゲッティ、マッシュルーム、カブを添えて。 - パンケーキ
ふわふわのパンケーキにリンゴ、レーズン、シナモンのコンポート、スクランブルエッグとベーコンを添えて。 - 豚骨ラーメン
白濁した豚骨スープに麺、スライスした豚肉、ゆで卵、野菜を入れて。 - 鮭茶漬け
焼き鮭をのせた薄味の炊き込みご飯、玉子焼き、香の物とわさびを添えて。 - 天ぷらうどん
鰹出汁のうどんに海老と野菜の天ぷらをのせて。 - すき焼き
薄切りの和牛に野菜と豆腐を甘めの醤油で味付け、温泉卵とご飯とともに。 - 豚の角煮
和風に煮込んだ豚バラ肉に季節の野菜とゴマをちらしたご飯を添えて。 - シンガポールローストチキンライス
ローストしたチキンとチキン風味のライス、香味野菜、キュウリ、トマトとともに。チリソース、たまり醤油とガーリック・ジンジャーソースを添えて。 - シンガポールチキンビリヤニ
カレー風味のチキン、レーズンとカシューナッツ入りバスマティライス、ゆで卵、パパダム、ライタを添えて。
機内食1食目〜ランチ〜
10時に成田空港を出発し、1食目の機内食をいただきます!
成田発便ではインターナショナル・カリナリー・パネルとして、ミシュランガイドにおいて日本で最多となる7つの星(3店舗合計)を獲得している料亭「菊乃井」村田吉弘氏監修のメニューがあります。
ブック・ザ・クックを推しですが・・「菊乃井」だとお昼でも1人5万円〜しますので、これは食べておこうと思い「花恋暦」を選びました。ちなみに、ファーストクラス以上では同じく村田さん監修でかなり本格的な「京懐石」が出てくるそうです。
花恋暦
花恋暦は、「インターナショナル・カリナリー・パネル」の一員、村田吉弘氏が日本の伝統様式を使ってお贈りする、四季の彩りを反映したお食事コースです。春夏秋冬の旬の新鮮な素材をご堪能いただけるよう、村田氏が、お客様の日本へのご旅行の時期に合った花恋暦を作り、お届します。(公式HPより抜粋)
シンガポール航空名物シンガポールサテー
搭乗して1時間弱でまずシンガポールサテーがサーブされます。こちらはどのメニューを選んでいても出てきます!シンガポール風チキンの串焼きをピーナッツソースでいただくもので、甘めの味付けでした。ここから、続々と食事が運ばれるのかと思いきや選んだメニューがサーブされたのは2時間後でした。サテーはウェルカムフード的なポジションみたいです。機内を探検したり、紅茶を飲んだりしつつ待ちます。
京都菊乃井 村井料理長監修「花恋暦」
日本時間で12時30分ごろ食事のサーブが始まりました。ネットで予習していたけど、実際に見るとテンションが上がりますね!
ちなみに成田発便ですが、メニューは英語なので実物と照らし合わせながら「これは・・・鯖の昆布締めっぽいな」くらいの感じでいただきました。
奥のピンク色は桜そばです。山菜がのっており、機内食の麺にはあまり期待していませんでしたが美味しくいただきました。
からし味噌の和物だったり、かなり本格的な和食で日本人向けだなと思いました。
サテーも食べているし、一皿目で腹8分目くらいになったところにメインが運ばれてきます。
炊き込みご飯が美味しい!漬物もたくさんで、おまけに温かい緑茶まで付いてくるなんて・・感動です。普段食べている以上に豪華な日本食をいただいたので、心置きなく出発できました。
デザートとチーズ
お腹いっぱいになったところで、デザートです!花恋歴のデザートは桜餅とフルーツのプレートです。
さらに、フルーツとチーズを乗せたワゴンがまわってきます。
フルーツかチーズがいるか聞かれるので、迷わず両方頼んだ結果がこの写真です。チーズを頼むと奥のクラッカーもついてきます。
TWGのほうじ茶を頼み、しっかり完食しました!ブドウやイチゴは硬めですが、桜餅が美味しかったです・・!
シンガポール航空からサプライズのケーキ
お腹はいっぱいだけど「TWGの紅茶たくさん飲んで元を取らないと!」とお茶とクッキーをお願いして待っていると、
CAさんが白い煙がもこもこ出ているプレートを運んできてくれて・・
サプライズでお祝いのケーキとお手紙、シンガポール航空のくまのぬいぐるみをプレゼントしてくださいました!
今回は新婚旅行ということで用意してくださっていたそうです。
くまの服にディズニー100周年?的な文字が書かれているのですが、コラボなのかなんなのか聞き忘れてしまいました。
ぬいぐるみを買うタイプではありませんが、このくまは今も大事に飾ってます。
お腹いっぱいでケーキは完食できませんでしたが、とても嬉しかったです!
まとめ
まだ1食目ですが、これがビジネスクラスか・・と感動しっぱなしでした。
今回は乗り継ぎ便で計6回食事したので、シンガポール発便やチューリッヒ発便もレポートしていきます!